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ABOUT


  
2015年 / 日本 / 日本語(英語字幕) / 33min / カラー

監督・撮影・編集:川上アチカ 出演:港屋小柳,沢村豊子,他

 

港家小柳の圧倒的な存在感と纏う空気は伊達じゃない。今年で浪曲師として70年、その内40年近くを旅芸人として生きた人から生まれる声は、一瞬で観るものを物語の世界へと誘ってしまう。見たことも無いその時代の空気と共に、観客に差し出されるのは芸者の艶から病める老人の憂いまでを演じ分ける技の妙。今、こうして彼女の芸に触れられることの幸運に、一体どれだけの人が気がついているのだろうか。

 

STORY

2014年に浅草木馬亭で撮影された、浪曲師港家小柳(みなとや・こりゅう) の芸歴69年にして初となる独演会。演目は力士太刀山と芸者清香の友情物語。編集をしながら何度も監督を唸らせた、名人というものの領域、その凄まじい集中力。曲師の沢村豊子との掛け合いは、さながら序破急のジェットコースター。大成功、大当たりの一番となった。

 

CAST&CREW

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[浪曲師]

港家小柳 | Koryu Minatoya

昭和20年に吉田小一若に入門以降、吉田奈々子の名で女流団で全国を巡演。昭和の終わり頃まで、約40年にわたる長い旅の後、活動の場を関東に移す。平成8年、縁あって、五代目港家小柳を襲名。その芸歴は70年に渡る。
 
[曲師]

沢村豊子 | Toyoko Sawamura

昭和25年、九州巡業中の佃雪舟に誘われ上京し、曲師山本艶子に師事。年季明け後、国友忠主催の浪曲教室に参加、相三味線となり放送浪曲で活躍。国本武春、玉川奈々福、港家小柳を中心に弾く大ベテラン。福岡県出身。
 
[監督/撮影/編集]

川上アチカ | Atiqa Kawakami

横浜出身。初監督作である、日系アメリカ人の強制収容経験を扱ったドキュメンタリー映画『Pilgrimage』にてキリンアートアワード2001 準優秀賞を受賞(川上紀子名義)。以来、フリーの映像作家としてドキュメンタリー、音楽家とのコラボレーション、ウエブCM、映画メイキング等、幅広く制作。現在は、舞踏家大野一雄氏の最後の6年間を綴った新作『Man in the Flower Hat』が編集段階を迎えており、フランス人映画監督Vincent Moonと制作を予定しているプロジェクト『響』(http://hibikiproject.com/)などプロデューサーとしてもその活動の幅を広げている。

[撮影] 
清野正孝
岩澤裕基

[整音] 
山本タカアキ 

[字幕] 
Kristina Toth

[トレイラー] 
柳田雅紀

[デザイン] 
大原大次郎 

[写真] 
五十嵐一晴 

[HPデザイン] 
大須賀政裕

 

 

REVIEWS

「天国啖呵の昼」~港家小柳、芸歴 70 年のグルーヴマスター

宇川直宏(現在美術家/ DOMMUNE)

DJプレイの核を構成する肝要なエレメントは「1.アーカイヴィング、2.スキル、3.年輪」だと僕は何度も論じて来た!!!!! つまり造詣と技術と業(ごう)が三つ巴になって、フロアにアウラを放つのだと!!!!!!!!! そして今年、久々に珠玉のPLAYに出会った!!!!!!!!! それが港家小柳師匠、そう、芸歴70年の浪曲師だったのだ !!!!!! 120BPM のハートビートから、200越えのグラインドコアを放つ驚愕の「節」、更には全周波数帯域を喉仏一つでコントロールする怒涛の啖呵 !!!!!!!! 小柳師匠は ” 断じてMCではなく”DJ だ !!!!! その証拠にレコードと同じく浪曲の演目は”掛ける”と言われ、師匠はロングセットを披露する!!!!!!! もう、70年間も日夜、掛け続けて(PLAYし続けて)いるのだ!!!!!! その独自のグルーヴには、修羅場をくぐり抜けてきた表現者だけに宿る内なる神がうねり、戯れ、真っ昼間からものの5分でフロアに「沼」を作ってしまう!!!!!! パーティーピープルよ、港家小柳師匠を今すぐチェックしろ!!!!!! そして明日は昼から浅草木馬亭でダンスだ!!!!!!!!!
 

都築響一(編集者/写真家)

「浪曲」という漢字は「波の歌」とも読め、1曲が30分以上あるのに、楽譜なし。浪曲師の声に、即興で三味線があわせていくだけ! それなのにときに悠然と、ときに激しく流れゆくフロウと、パーカッシヴな三味線が繰り出すビート。そしてかぎりなくダークなリリック。これは明治が生んだ、最強のハードコア・ストリート・ラップだ!
 

玉川奈々福(浪曲師/日本浪曲協会理事)

浪花節は、雨に打たれ風にさらされて鍛え上げられてきた芸である。その芸の匂いを、この現代においてなお、濃厚に感じさせてくれる大先輩が、港家小柳師匠です。その声に、溺れてみてください。啖呵に、巻き込まれてみてください。どんなに頑張っても追いつかない。ひたすらに、リスペクト。

 

 

THEATER

渋谷アップリンク

〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町 37-18 トツネビル 1F
03-6825-5503
http://www.uplink.co.jp/
 
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NEWS

2015年10月24日[土]− 10月30日[金]
通常上映 1日2回
映画鑑賞料金(お茶菓子付き) 800円

10月24日(土)
10:20~11:03 
20:40~21:23 上映終了後、浪曲ライブ【出演:港家小そめ】

10月25日(日)
10:20~11:03
20:40~21:23

10月26日(月)
10:20~11:03
18:30開場/19:00上映 上映終了後、港家小柳独演会 【出演:港家小柳、沢村豊子】

10月27日(火)
10:20~11:03
15:30~16:13

10月28日(水)
10:20~11:03
19:00~19:43

10月29日(木)
10:20~11:03
15:30~16:13

10月30日(金)
10:20~11:03 
15:30~16:13 上映終了後、浪曲ライブ【ゲスト:港家小ゆき】

−通常上映 浪曲付き回ゲスト−
10月24日[土]港家小そめ(浪曲師) 青山理(曲師)
27.2.13T港家子そめ08054626085
埼玉県出身。平成25年7月偶然入った浅草木馬亭で、港家小柳の浪曲に衝撃を
受け、同年9月入門。平成26年10月初舞台。
10月30日[金]港家小ゆき(浪曲師)
27.2.13T港家こゆき 加工
熊本県出身。幼少期より声楽、バンド活動などを経て平成24年、ふと思いつきで入った木馬亭で港家小柳の芸に見惚れ、吸い込まれるように入門し、現在に至る。
演目:深川裸祭り、神崎東下り、命の振り袖(塩原多助より)など。

◎公開記念特別イベント

−上映+監督と豪華ゲストによるトーク&ミニライブ−

10月19日[月]20:00− 大石始,川村亘平斎・濱元智行 from 滞空時間
10月21日[水]19:00 − 都築響一,玉川奈々福,沢村豊子
10月22日[木]20:00−志人,佐藤貴美江
10月23日[金]19:30 −『ニュー・ラクゴ・パラダイス』コラボ企画 瀧川鯉八,立川吉笑,玉川太福
10月26日[月]19:00− 港家小柳,沢村豊子

ゲストプロフィール ☆随時更新
10月19日[月]20:00−
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大石始
旅と祭りの編集プロダクション「B.O.N」ライター/エディター。最新刊は「ニッポン大音頭時代 『東京音頭』から始まる流行音楽のかたち」(河出書房新社)。その他の著作・編著書に「大韓ロック探訪記」「GLOCAL BEATS」「関東ラガマフィン」「MANU&CHAO」など。日本~アジアを中心とした世界各地の大衆音楽~文化を追いかけ続けている。現在、パーソナリティーを務める文化放送「MAU LISTEN TO THE EARTH」が放送中。
「B.O.N」ウェブサイトhttp://www.bonproduction.net/

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川村 亘平斎(Koheisai Kawamura) from 滞空時間
ガムラン奏者/イラストレーター/影絵パフォーマー
インドネシアの青銅打楽器「ガムラン」を中心とした音楽活動をはじめ、影絵,イラストや絵本/漫画の制作など多方面に活躍する芸術家。
音楽と影絵を融合し、各方面から絶賛されているソロユニット【滞空時間】を中心に、青葉市子・飴屋法水・荒井良二・OOIOO・小山田圭吾・cero・津村禮次郎・永積タカシ・細野晴臣など数 多くのアーティストとの共演。2012年TAIKUH JIKANG滞空時間の東南アジアツアーを成功させ、高い評価を受ける。
影絵デザイナーとしても精力的に活動。シリーズ企画【ボクと影絵と音楽】、丸亀影絵通り(香川県丸亀 市)、恵比寿映像祭(東京都立写真美術館)、サントリー美術館影絵ワークショップ(六本木アートナイト)、山形ビエンナーレオープニングアクト(山形県山形市)、ceroのMVに影絵作品提供ほか多数を制作。その場で影絵人形を実演製作する【似顔絵影絵】、切り絵絵日記【ひざくりげ】等イラストレーターとしても注目を集めている。
日本各地に赴きワークショップや作品制作を通して、そこに住む人達と共にその土地に残っている伝承を使った影絵の物語を作る事や、夏祭り復興の為、子ども達にガムラン演奏を教えてみんなで演奏する活動、日本の民謡をアジアの楽器を使ってリメイクして行く事など、現代日本と伝統的な感性をつなぐツールになる新たな「芸能」のカタチを発信し続けている。

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濱元智行 from 滞空時間
バリ・ガムラン、パーカッション奏者。
大学時代にガムランと出会い、バリ島への渡航を重ね研鑽を積む。
国内ではガムランを皆川厚一に師事し、現在「TAIKUH JIKANG」や「ウロツテノヤ子」、和田啓主宰「南洋神楽プロジェクト」、パーカッショニストAi(ooioo)率いる「OLAibi」などで活躍中。 民族音楽や古典という枠にとらわれず、朝崎郁恵、UA、梅津和時、熊谷和徳、外山明、新井田耕造、吉田ダイキチ、YOSHIMI(boredoms/ooioo)など様々なジャンルのアーティストと共演し、高い評価を得ている。
また近年ではパーカッションを和田啓に師事し、日本ではまだ数少ないアラビックパーカッション奏者としても精力的に活動している。
http://www.taikuhjikang.com/

10月21日[水]19:00 −
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都築響一
1956年東京生まれ。ポパイ、ブルータス誌の編集を経て、全102巻の現代美術全集『アート・ランダム』(京都書院)を刊行。以来現代美術、建築、写真、デザインなどの分野での執筆・編集活動を続けている。93年『TOKYO STYLE』刊行(京都書院、のちちくま文庫)。96年刊行の『ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行』(アスペクト、のちちくま文庫)で、第23回木村伊兵衛賞を受賞。現在、個人で有料メールマガジン『ROADSIDERS’ weekly』を毎週水曜日に配信中http://www.roadsiders.com/
奈々福

玉川奈々福
浪曲師・曲師(浪曲三味線弾きのこと)
1994(平成6)年10月、日本浪曲協会主宰三味線教室に参加。1995(平成7)年7月7日玉川福太郎に入門。師の勧めにより2001(平成13)年より浪曲師としても活動。2004(平成16)年「玉川福太郎の徹底天保水滸伝」全5回、2005(平成17)年「玉川福太郎の浪曲英雄列伝」全5回プロデュース。2006(平成18)年本橋成一監督作品『ナミイと唄えば』出演。同年12月、芸名を美穂子から奈々福に改め名披露目興行を行う。さまざまな浪曲イベントをプロデュースする他、自作の新作浪曲も手掛け、他ジャンルの芸能・音楽との交流も多岐にわたって行う。かに座のO型。賞罰、なし。
http://www.tamamiho55.seesaa.net/

sawamura
沢村豊子
昭和25年、九州巡業中の佃雪舟に誘われ上京し、曲師山本艶子に師事。年季明け後、国友忠主催の浪曲教室に参加、相三味線となり放送浪曲で活躍。国本武春、玉川奈々福、港家小柳を中心に弾く大ベテラン。音色の美しさには定評があり、今、日本一の曲師(名人)。福岡県出身。

10月22日[木]20:00−
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志人(語り、歌)
森と海を繋ぐ詩詠み人
狩猟採集生活を軸に主に深山に生息する
晴天時は深山にて山師として木々の声に心を峙て
雨天時は奥山にて詩を紡ぐ傍ら雨水で鉈を研いでいる
スガダイロートリオ、谷川俊太郎.KID KOALA、DJ Q-BERT、DJ KRUSH、こだま和文、DJ KENSEI、SHINGO2、Dub Master X、鈴木勲、詩人・長沢哲夫、近藤等則(順不同・敬称略)他 数々の表現者と共演を経験。国内外の活動で世界中から注目を受ける表現者。
http://www.sibitt.exblog.jp/

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佐藤貴美江
曲師(浪曲三味線)、日本浪曲協会副会長。横浜出身。
1996年にプロデビュー後、浅草木馬亭・国立演芸場をはじめ、各寄席、劇場、地方公演やNHKテレビ/ラジオに出演。
氷川きよし、藤野とし恵、鏡五郎、小沢昭一など多くのCDレコーディングに参加。
また、シンガーソングライター、天川流那(てんかわるな)としての活動も行っている。

10月23日[金]19:30 −
『ニュー・ラクゴ・パラダイス』コラボ企画
http://www.uplink.co.jp/event/2015/40151

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瀧川鯉八
1981生まれ。鹿児島県出身
2006年8月 瀧川鯉昇に入門
2010年8月 二ツ目に昇進
https://www.twitter.com/koi_hachi

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立川吉笑
1984年生まれ。京都市出身
2010年11月 立川談笑に入門
2012年04月 二ツ目に昇進
http://www.tatekawakisshou.com/

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玉川太福
1979年生まれ。新潟市出身。
2007年11月、浅草木馬亭にて初舞台。
2013年10月、浅草木馬亭にて名披露目(なびろめ)。
※名披露目とは、分かりやすく言うと、落語で云う真打昇進のような概念です。
http://www.tamagawadaifuku.sakura.ne.jp/

◎映画鑑賞+イベント料金

10月19日[月]
10月21日[水] 前売り2,000円 当日2,500円
10月22日[木]
10月23日[金] 前売り2,000円 当日2,300円
(23日に限り、別途ドリンク代 500円)
10月26日[月] 前売り3,000円 当日3,500円

※前売券は peatix にて発売。詳細はアップリンク HP、又はお電話で。
http://www.uplink.co.jp/movie/2015/40009

→チラシPDFはこちら

◎10月14日(水) 19:00-21:00

浪曲DOMMUNE 黄泉がえれ、肉声の黄金郷〜「めくるめく浪曲の世界」vol.2 放送決定‼

★出演 司会:‎都築響一‬ DJ:国本武春 港家小柳‬ 佐藤貴美江‬ 澤勇人‬ ‪川上アチカ‬
☆構成案お力添え ‪玉川奈々福‬
スタジオ観覧可
http://http://www.dommune.com/

◎通常上映用のお茶菓子♡

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奄美大島の物産を通販でお取り扱いの【マテリヤ】さんからご協賛頂きました!!

http://www.materiya.ocnk.net/
監督川上アチカが、こよなく愛する”まめぼっくり”食べ始めたら止まらな〜い♥癖になる美味しさです。
港家小柳師匠の記録を残したくて手弁当で頑張っていますとお話したら、心良く協賛を引き受けて下さいました。通常販売でも、価格改定後も値段を変えず、生産店直売価格よりお安くご提供されているお店です!
劇場でこの味にはまったら、是非、マテリヤさんのサイトから通販して下さ~~い!
20115
原材料:黒糖、ピーナツ
製造元:西郷松本舗

◎『港家小柳IN-TUNE』× 本宮映画劇場 浪曲ポスター展開催(10/14〜)

本宮映画劇場の昭和30年代浪曲ポスター展をアップリンクギャラリーで開催決定!
昭和30年代、場末の劇場浪曲ポスター、なかなかお目にかかれないので、どうぞお楽しみに!

 

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 配給:AMATO CINEMA(担当:川上)
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